
以前久しぶりに来たお客さんに、この和え物をちょこっと出したら「腕上げたね」って言われました思い出のあるレシピです。。材料は真鯛の刺身と塩昆布、たった2つ。でも、ちょっとしたタイミングのコツだけで、味の印象がぐっと変わるんです。おいしいですよ~。
作り方はこれだけ
真鯛の柵を薄くそぎ切りにして、塩昆布で和える。以上です。本当にこれだけ。
柵が大きい場合は、まず半分に切り分けると扱いやすくなります。

厚みのある方へ少し斜めに包丁を入れると、ちょうどいいサイズに。

あとは筋を断つように、薄くそぎ切りにしていきます。


目安は一人分80gの刺身に、塩昆布3gくらいです。

(※今回の写真は真鯛が手に入らなかったので、ヒラメで作っています。白身魚ならお好みのもので大丈夫です)
おいしさの分かれ道は「タイミング」

このレシピで一番大事なのは、実は和えるタイミングです。食べる15〜30分前に和えておくのが理想。塩昆布のうま味がちょうど真鯛に行きわたって、一番おいしいタイミングになります。
わざわざタイマーで測らなくても、盛り付けをしている間に自然とそのくらいの時間は経つので、盛り付け終わる頃にはちょうど食べ頃になっています。
塩昆布についているあの白い粉!あれがおいしい。あの塩昆布の表面についている白い粉、あれは「マンニトール」という、昆布の水分が抜ける過程で表面に染み出て結晶化した旨味・甘味成分だそうです。海藻由来の天然のもので、もちろん食べても害はありません。この粉ごと真鯛に染み込むことで、昆布の甘みとコクがぐっと増すんだと思います。
ちなみに世の中には「真鯛の昆布締め」という、真鯛を昆布ではさんで一晩寝かせる、れっきとした技法があります。あちらは昆布のうま味をじっくり時間をかけて移す本格派。対してこちらは、塩昆布を刻んで和えるだけの15分バージョン。手軽さでは完全にこっちの勝ちです(笑)。
時間を置きすぎると…
和えてからあまり時間が経ちすぎると、昆布の味がどんどん真鯛に浸透して、昆布の風味が強くなっていきます。それはそれでおいしいという方もいると思いますが、私はあっさりめが好きなので、15〜30分くらいで食べるのがお気に入りです。お好みで調整してみてください。
食べる時は

わさび醤油をちょっとつけて召し上がれ。


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