春と言えば山菜や春キャベツ菜の花・・・いろいろおいしい物が出て来てうれしい季節ですが、その中でもいちばん一生懸命食べたくなるのが新玉ねぎです。
新玉ねぎは3月~5月位に出回っていますが、最近は流通が良いので南の産地の物から北の産地の物までわりと長い期間手に入りやすいと思います。
新玉ねぎは葉が青いうちに収穫されるそうで、普通の玉ねぎに比べて辛さも少なくフレッシュでジューシーなのでやっぱり生食で行きたいところですね。
そんな新玉ねぎのスライスを使ってよく作るのが『サバ缶オニオン』です。
新玉ねぎとサバ缶の栄養や効果のすごいことすごいこと。
出会うべくして出会った2人の相性みたいにバッチリなそれぞれの栄養や効果をご紹介します。
これから来る猛暑に備えて血液サラサラの体を作っておきましょう!
新玉ねぎの栄養
玉ねぎには、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルやビタミンB1、B2、B6、葉酸などが含まれているそうです。
そして中でも特徴的な硫化アレルという栄養素があの匂いの成分なのですが、これがすごく良いのです。
抗酸化作用・ビタミン吸収促進・抗菌抗炎症作用があり、すなわち免疫力向上・疲労回復・血液サラサラ効果があるとのこと。
またカリウムは余分なナトリウムを排出し(血圧低下)、ビタミンB6が代謝を助けてエネルギーの生成をするのに役立っているそうなのでやはり意識的に摂取したい栄養ですね。
新玉ねぎの選び方・保存方法・消費期限
新玉ねぎを選ぶときに見ていることは、大きい物で横に楕円の形(厚みがある)、はりがあってぐにゃぐにゃしていないかです。
新玉ねぎは痛むのが速いので割と内側が腐っていることもあります。
切ってみないとなかなかわからないので、もし傷んでいるところがあればそこは省いて使えるところだけ使います。(参考になりませんね)
保存は冷蔵庫で、1週間から10日くらいで食べきりましょう。(理想は3~5日)
サバ缶の栄養
続いてサバ缶の栄養です。
サバ缶にはビタミンD・ビタミンB群・カルシウム・鉄・亜鉛が含まれていてこれには心血管の健康・脳の健康・骨の健康・免疫力強化・貧血予防の効果があります。
そして有名なオメガ-3脂肪酸、エイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)が心血管の健康をサポートします。
高タンパク質:筋肉修復・免疫力向上と缶詰なのに侮るなかれすごい食べ物です。
サバ缶を作る工程は生のさばを缶詰に閉じ込めてから加熱されているので栄養がぎゅっと詰まっているのですね。
サバ缶オニオンの作り方
材料
新玉ねぎ・・・・・1個
サバ缶・・・・・・半分
お好みの調味料・・しょうゆ・ポン酢・マヨネーズなど
手順
1.新玉ねぎをスライサーでスライスする。葉の方から根の方への縦の向きで線維に沿ってスライスすると辛さが出て、横の向きに線維を断つようにスライスすると辛さが抑えられます。折角の新玉ねぎなので縦に切って辛さを楽しみましょうかね。
2.スライスした玉ねぎを水にさらす。辛さを抜くために水にさらしますが、新玉ねぎの場合は短い時間3~5分程度で良いでしょう。
3.水を切った新玉ねぎをお皿に盛り、サバ缶を半量(全部でもいいです)乗せて、調味料をかけて出来上がり。
新玉最高
玉ねぎのあの匂い、家庭で使っているガスのニオイに使われています。
ガスが漏れているのを気付くことが出来るようにわざとニオイをつけているのですね。
玉ねぎのあの匂いが苦手という人もいますが、新玉ねぎなら抑えられているので薬だと思って食べて欲しいです。(余計なお世話)
生でなくてもオニオンスープもいいですね。
さあて今晩はサバ缶オニオンいっちゃいますか!