もう迷わない!ご飯〇人分炊くには〇gのお米と〇㍑のお水?お米を炊く時の計算式

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私は仕事で大量調理をしています。

炊き込みご飯を炊く時など「何人分のご飯を炊くには、どれだけのお米とお水が必要?」といつもつまづき頭を抱えます。

そんな時のために記録しておこうと思います。

お米1合とお水の基礎知識

お米とお水、容量、重量、炊く前のお米の重さ、炊き上がりのご飯の重さなど、言っているそばから頭が混乱してしまうこの"お米問題"を整理して行きたいと思います

通常一般的な硬さのご飯を炊く基準

項目             内容                     

お米1合(容量)        180ml

お米1合(重さ)        150g

お水1合分           200ml(=200g)

ご飯の炊き上がり        約330g

つまり、「 米150g + 水200g ➤ ご飯約330g 」というイメージです。

お米とお水の計量は容量か重さかどちらかに合わせて量りましょう。

お水の重さは容量と同じなので、米180ml:水200mlまたは米150g:水200gが基本です。

(水200g÷米150g₌1.33倍、水200ml÷米180ml₌1.1倍)

炊き上がりのご飯重量はお米の約2.2倍です。

計算式

基本                    

1.ご飯の総量=1人分のご飯(g)× 人数     

2.必要な米の量=ご飯の総量 ÷ 2.2

3.必要な水の量=お米の重さ × 1.33

基本を踏まえて1人分のご飯を170gで45人分の計算をしてみます

項目        計算式         結果         

ご飯の総量     170g × 45人      7650g

必要なお米の量   7650g ÷ 2.2      3477g

必要な水の量    3477g × 1.33      4624ml(g)

注意点と応用

米の水分量や保存状態によって炊き上がりに差が出ることもあります。

また、柔らかめにしたいなどご飯の固さを調節する時はお米にかけた倍率(例の1.33倍)を変更すると簡単です。

高齢者施設などでは柔らかめに炊きたいので1.6倍や1.7倍など少し大きい倍率で計算します。

この倍率を決めて計算式を作っておくと、毎日違う人数でも困らずに炊けます。

高齢者施設の炊飯例 1人50gのお米に水1.6倍(柔らか)

炊き込みご飯の時

炊き込みご飯の時は具材などが入り容量が増えるので、その分を考慮してお米の量を少し少なめに見積もった方がいいでしょう。

お水の量はいつもと同じか少し少なめでもかまいません。

ただ、調味料(お酒やみりん醤油など)が液体の物を入れるときは、全部足して水の総量になるようにしてください。

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