もつ煮 は好きですか~?
苦手な方も結構いらっしゃると思いますが、すみません私は大好きです。
居酒屋でも家でも家族みんな大好きですね。
最近はお正月とかみんなが集まる時は、もつ煮があると重宝するので作っておきます。
喜ばれる一品です。
寒い日も暑い日も是非お試しください。
もつ煮 のもつはどちらかと言えば大腸かな
もつ煮で検索すると、なんだかいろんな情報がまぜまぜになっています。
どうやら日本中にあるものではない、ということなのでしょうか。
群馬県の郷土料理と出てきました。
私は群馬生まれの長野育ち、いつからともなく人生に当たり前にある物だったのでちょっと不思議な感じがします。
この辺で言うもつ煮は豚の腸を大根やこんにゃくと一緒にみそで煮た物を言います。
博多の方のもつ鍋は牛、焼肉のマルチョウ・シマチョウも牛ということでよいと思います。
マルチョウは小腸、シマチョウは大腸というように豚にも大腸・小腸あります。
スーパーでどちらも手に入りますが、小腸の方が圧倒的に多く売っています。パック詰めの物で。
大腸はほとんど見かけず、あってもたまに真空パック状か冷凍で売られています。
食品表示ラベルに書いてあればいいのですが。
結論!もし大腸が売っていたら大腸で作ってみてください。
脂が多いのですね、うま味が大腸の方があります。
もつ煮 の作り方
今回はこの大腸500gと、こんにゃく1枚、大根10cm位で作っていきます。
臭み消しに日本酒100cc、生姜スライス大さじ1(チューブでもよい小1~2)、みそ適、だしの素適、醤油適。
こんにゃくを半分に切って7~8㎜の厚さに切り、1分ほど茹でこぼしておく。
大根をいちょう切りにし茹でていく。
凍ったままの大腸もそのまま鍋にかけて茹でこぼしていく。
今回買った大腸のパックはきれいにされているので何回も茹でこぼす必要はありません。
多分そのままでもいいくらいだと思うのですが、念のため一度こぼします。
新たに鍋にお水を入れて、もつ・生姜・酒をいれて茹でていきます。
写真のビョーンもつ位で大根・こんにゃくも投入。
ひと煮立ちしたら味をつけて煮込んでいきます。
煮詰まってくると水分が蒸発して味が濃くなっていきますので、最初の味付けは少し足りないかな?位で良いです。
この写真だと大分大根に浸み込んできてますがもう一息くらいです。
最後の味の調整をしてください。
完成の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、食べる時にネギを乗せて完成です。
余談
スーパーで売られているもつはきれいに下処理されていてすぐに使えますが、お肉屋さんでこの工程の前段階のもつも買うことができます。
細かく切られる前の物は腸がシャンプーハットのようにうねうねぐるぐるとなっています。
THE腸ですね。
それをきれいに洗って切っていきます。
そうするとうねりがあるので切った時にリボンのようにクルンとなります。
この段階のもつは水で洗っているだけでも手に脂が白くつくほどです。
2回茹でこぼしてもまだ脂が乗ってるので、出来上がりのもつ煮の汁はドロッとうんまーいのです。
お店で食べるのがおいしいのはだからなのかもしれませんね。
今回はそれぞれを別々に下茹でしていきましたが、大根ともつの柔らかくなる時間差がわかれば同時に煮ても、もっとおいしくなると思います.
さあ今夜はもつ煮で行きますか!