調理師の私がAIで発注監査を自動化しようとしている話

AI

はじめに

私は今、高齢者施設の厨房で働いています。

毎日辞めてやろうと思っているので、いつまでこう言えるかわかりませんが(笑)

調理現場に付き物の悩みが在庫の管理だと思います。

いざ調理をするときに必要な食材が人数分正しくあるのか、その時に『ない!』とならないように気を張っている方も多いと思います。

私の現場では本社にいる栄養士が発注をかけてくれますが、現場をずっと見ているわけではないので理論上の数値で発注をかけるようになります。

当然現場に残っている在庫や使いすぎて足りない物も出てきます。

そこで現場にいる私が毎月5日に在庫チェックをするわけですが、在庫チェックそのものよりも献立表と発注書を見比べて、

  • 発注漏れ
  • 発注過多
  • 在庫との整合性

を確認する作業がとにかく面倒だし精神上ヒヤヒヤして良くないし時間もかかります。

私は毎月10時間近く残業するようになってしまった!


最初は在庫管理システムを作ろうとした

そこでAI大好きであっちもこっちも手を出している私は、この問題をAIで解決しようと思いました。

はじめはアプリのようなものを作ろうと思ったので、コードお得意のClaudeに相談しました。

いろいろ悩みどころを相談して、Googleスプレッドシートと連携するHTMLアプリの方向になりました。

栄養士から献立表と発注書のデータをもらい、Claudeに渡して出来たのがこちら。

発注システム

ここから少し変更を加えて、入荷数を入力するのも面倒なので納品書を撮影して在庫を自動入力するようにしてもらったり。

最初はすごいと思いました。

でも考えていくうちにまだ面倒、かかる時間がそんなに減らないことに気付きました。

私が困っているのは在庫入力ではなく、発注が正しいか確認する作業でした。

発注システム

実際にスマホで撮影しようとしたらカメラが作動しました。

指示書

現場に供するためにプリントアウトできるものも作って貰った。


現場では予定通り使われない

例えば、ゆずみそを1本使う予定でも、実際にはもっと使われることがあります。

その結果、あるはずの在庫の数がずれていき、次の献立で「ない!」となります。

だから私は毎月、献立表にみんながいくつ使っていいのか、自分自身もわかるように

  • 6P
  • 在1P

などと手書きして現在でも確認しています。

この作業を減らしたいのです。


Codexに献立表と発注書を読ませてみた

そこで発想を変えました。

在庫を管理するのではなく、アプリを作るのでもなく作業そのものをAIに頼めばいいことにしてみました。

アプリを作って、入力してって、目新しい道具を使っているようですがそれでは今までの発想と同じです。

AIを使うということはどういうことか、まさに今実験中であります!

AIもいろいろなものがあって、何がどこまで出来るのかは実際にやってみないとわかりません。

Chatgptとはよく話しますが、そのなかにCodexというものがあったのでググってみてピンときました。

シンプルに私が困っている作業をお願いする、献立表と発注書を照合させることにしました。

すると、

  • OK
  • 要確認
  • 差異あり

が一覧で表示されました。


まだ完成していない

現在はここまでです。

正直、これで全部解決するわけではありません。

現場では予定外使用がありますし、実際に機能するか抜けている視点はないかは現場で確認しないといけません。

それでも、毎月10時間かけていた確認作業を減らせる可能性が見えてきました。


今後やりたいこと

  • 在庫情報も加える
  • 差異の原因分析
  • 欠品予測

まずは実際に使いながら検証していきます。

AIのスピードが速すぎて、今日のこの体験も来月には笑っちゃう過去になるかもしれません。

でもどんどん食らいついて行きたいです!

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