
毎日の厨房の仕事では様々な道具を使っています。
私たちには日常のことで当たり前になっている道具たちを改めて眺めてみました。
いつも助けてくれてありがとう。
大事に使っているつもりだけど、ゴミと一緒に捨てちゃったり、作業台の後ろに落っこちて放置されていたり、劣化で少しずつ壊れていったりごめんね。
今日は感謝の気持ちを込めてあなた達道具の紹介をしますね。
ピーラー🥕
仕込みの時に欠かせないピーラー。
大量の人参、じゃがいも、大根、きゅうりなどほぼ毎日使います。
そして一番の確率でどこかへ行ってしまうのもピーラー。
いろいろなピーラーを使いましたが、一番切れ味で印象に残っているのは“TKGのピーラー”です。
ピーラーを使ってむく時によく皮の上を滑ってしまい皮が一つもむけてないとか、角度つけてみようとか力入れてみようとか無意識にやっていることがあるのですが、この“TKGのピーラー”は一切それがなかった。
そこに富士山があるように、当たり前に自然に切れるのです。力も入れず、角度つけたり工夫したりせず当たり前に切れる。あの感触は忘れられません。
忘れられない、、、そう、“TKGのピーラー”もどこかへ旅に出てしまいました。
カンバーック!!

スライサー🥒
スライサーもどこの厨房にも必ずあると思います。
そしてわかる人はこれでしょ?ってもうお分かりかと思いますが、ご紹介するのはこのスライサー“ベンリナー”です。
やっぱりあるあるだとしてもこの大御所を紹介しないわけにはいきません。
私がまだ若いころ、倍以上年の離れた親のような先輩に「一生使えるよ」って言ってもらったことがありました。
そんなバカなってニヤニヤした光景が思い出されますが、そんなバカなことはあるものです。
自分で持っている物ももう20年、職場にも錆さびだけど普通に切れるベンリナーがあります。
親父さんベンリナーすごいね。

スケール⚖️
はかりも毎日使っています。
大きい物の計量や小さい物、お水も重さで測ったりしますので2種類の測りを使ってる厨房も多いのではないでしょうか。
はかりも毎日使っている割には壊れず旅にも出ず強い味方ですが、一番ヒヤッとするのは肝心な時に電池が切れることですかね。
電池の予備は用意しておきましょうね。

大きい物を測るスケール。白菜一玉3.5kgなんてザラです。20kgまで測れるので安心の一品。

小さい物を測るスケール。最近は1,000円くらいで3kgまで測れるコスパの良い物もありますが、できれば上の台が広くて安定感のある物が欲しいです。洗った野菜や水分のある食材をのせることも多いので、ある程度しっかりした物を選びたいところ。こういう地味な道具ほど、毎日の仕事を静かに支えてくれています。
包丁🔪
毎日の仕事で、いちばん信頼していて大好きな道具のひとつが包丁です。
切れない包丁ほど、仕事全体を遅くするものはありませんし、体を壊します。
玉ねぎの切り端がぐちゃぐちゃになる、野菜が滑って危ない、手が疲れる、肘肩にダメージ。
切れる包丁に戻した瞬間、速さだけでなく気持ちまで軽く感じます。
毎日触るものだから、切れ味の良さは本当に大事です。

鋼の包丁がお勧めですが、錆びたり研いだり扱いにも時間が取られるのでモリブデン鋼がいいかも。
業務用フードプロセッサー🌀
手作業で時間を取られるのは、みじん切りや薄切りです。
業務用フードプロセッサーがあると、この時間が圧倒的に短くなります。
仕込みの前半が全部早まるので、後半の余裕が生まれます。
厨房によっては、手作業を減らす道具の代表のような存在です。
また私のように高齢者施設では刻み食と言って、嚥下などのある方が食べやすいように刻むこともあり、無くてはならない存在です。

替え刃を使えば大根おろしも出来ます。
ザル・ボール🥣
ザルとボールも、地味ですが欠かせない存在です。
洗う、切る、水を切る、混ぜる、受ける。
気づけば一日中、何度も手にしています。
サイズが合っているだけで作業が驚くほどスムーズになりますし、数が足りないと地味に困る道具でもあります。
システム化された厨房ほど、セットで揃えるのが多いです。
ザルとボールの縁を合わせるように球体にして降れば水切りも出来ますよ。

アルミ鍋🍲
アルミ鍋は火の入り方がやさしく軽くて、扱いやすいです。
煮る、茹でる、温めるなどお湯を沸かしたりするので熱伝導率と軽さは重要視です。
派手さはないけれど、毎日の仕込みを支える安心感があります。
長く使うほど、自分の厨房になじんでくる道具だと思います。

リードクッキングペーパー🧻
そして、あると本当に助かるのがクッキングペーパーです。
やっぱり油にはこれが一番良いです。
余分な水分や油を取るだけで、仕上がりも片付けもぐっと楽になります。
こういう消耗品こそ、毎日の仕事ではありがたみを実感します。
目立たないけれど、なくなると困る大事な存在です。

締め
厨房の道具は、どれも毎日の仕事を静かに支えてくれる相棒のようなものです。
当たり前のように使っているけれど、ひとつひとつに助けられています。
今日もありがとう、そんな気持ちで道具を見直すと、また少し仕事が丁寧になれる気がします。



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